相続放棄手続きの流れ


 相続放棄の手続きは、原則的に相続開始を知ってから3か月以内に行う必要があります。
 申立のための資料収集に1カ月以上の日数が必要な場合もあります
ので、出来るだけお早目にご相談下さい。
 
 もちろん、ケースによっては、相続開始を知ってから3か月を経
過していても、手続が受理される場合がありますので、まずはご相談下さい。

 必要な費用は報酬3万5000円~(別途:消費税)と実費(数千円程度のケースが多い)ですが、ケースにより異なります。
  
 同時に複数名で申し立てる場合はお二人目からの報酬は2万8000
円~(別途:消費税)です。
    
 戸籍等をこちらで収集する場合は、数千円~1万5000円程度(別途消費税)の代行手数料と、市役所などに支払う実費(ケースにより、数千円~数万円程度)が必要となります
。詳しくは資料等を拝見したうえでお見積もりをさせて頂きます。

 ①電話かメールで事前に面談のご予約を頂き、お越しください。
 お手元に戸籍や除籍など、亡くなられた方に関する資料があれば
 お持ち下さい。
    ↓
 ②面談時にお話を伺ったうえで、おおまかな手続きの流れや必要
 となる費用等についてご説明します。
    ↓
 ③ご依頼頂くことになった場合は、資料収集や書類作成を行いま
 す。
    ↓
 ④書類の準備が出来次第、家庭裁判所へ提出します。   
 よくあるご質問
  
Q:3か月の期限が迫っているがどうしたら良いですか?
A:放棄をするかどうかの判断が3か月以内に出来ない場合は、と
 りあえず、期限の延長を申し出ることが出来る場合があります。
 お早めにご相談下さい。

Q:3か月経過しても手続きができるのはどんなケースですか?
A:例えば、親が亡くなったことは知っていたが、自分が相続する
 ような財産も負債も全く無いものと考えていたケースなど、いく
 つか考えられますが、個別の事案によって可否は異なりますので
 ご相談下さい。
  
Q:3か月以内なら必ず相続放棄ができますか?
A:相続財産である預貯金を解約して使ってしまった場合など、相
 続財産を処分等してしまうと、相続放棄ができない場合がありま
 す。